北山真のクライミングなんでもQ&A 第1回(2)
回答者 北山 真

Q.難しいルートとやさしいルートは、 どこが違うのでしょう?
ANSER
ルートの難しい・やさしいは何によって決まるのか。それは、以下の4つの要素だと思えばいいでしょう。
- 壁の傾斜……傾斜が強いか、弱いか。一般に傾斜の強いほうが難しい
- ホールドの大きさ……大きいか、小さいか。もちろん小さいほうが難しい
- ホールドの間隔……遠いか、近いか。遠いホールドを取るためにはさまざまなムーブ(動き)が必要になる
- ホールドの向き……基本的に、上を向いている(下に引ける)ものが持ちやすい
つまり、
- 難しいルート→「傾斜が強く、ホールドが小さく、間隔が遠く、上を向いたホールドが少ない」
- やさしいルート→「壁の傾斜が緩く、ホールドが大きく、間隔が近く、すべて上を向いている」
となります。
>>Q.ルートやボルダー課題についているグレードは、 どのようにして決められているのですか?
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>>Q.難しいルートとやさしいルートは、 どこが違うのでしょう?
>>Q.ルートのグレードには必ず「5」がついていますが、 これはなぜですか?
>>Q.ボルダーのグレードは また別のようですが。