シーベ・ファンヘーエ、UKトラッドに挑戦

Masters Edge （E7 6c）をオンサイトするシーベ

写真＝Onsen Productions / Wild Country

世界各地の岩場で精力的に活動している（今号のROCK&SNOW「ベルギー３強」に掲載）ベルギーのシーベ・ファンヘーエが、イギリスのトラッドクライミングに挑戦、10月から11月にかけての2週間半の滞在でParthian Shot（E9 6c）の再登、Gaia（E8 6c）のグラウンドアップによるフラッシングなどを筆頭に、多くの成果をあげた。

以下が完登した主なルート。

Parthian Shot （E9 6c）－ヘッドポイント（フレークへのギアのプリセット）
End of the Affair （E8 6c）－ヘッドポイント
Gaia （E8 6c）－フラッシュ・グラウンドアップ
Masters Edge （E7 6c）－オンサイト・グランドアップ
Beau Geste （E7 6c）－フラッシュ・グラウンドアップ
Ulysses （E6 6b）－ヘッドポイント
London Wall （E5 6a）－オンサイト・グラウンドアップ

※ヘッドポイントはスポートルートにおけるレッドポイントと同意語であるが、基本、積極的にフォールやハングドックができないルートなので、タクティクスが異なる。高グレードのトラッドルートに関してはトップロープによるリハーサルを行うことが多い。