リードワールドカップ第4戦ブリアンソン
小武芽生初優勝、男子は日本人金、銀、銅

文=北山 真 写真=IFSC

2024年7月18日、19日、フランス・ブリアンソンでリードワールドカップ2024第4戦が開催された。パリ五輪直前の大会ということで、五輪内定選手のほとんどが欠場した。

男子決勝では8名中6名が日本人。村下善乙が最上部に達し47+をマーク、続く吉田智音、そしてシャモニーで5位に入賞した小俣史温に期待がかかった。しかし吉田は手を移動した際にスリップ、小俣は足の選択にミスしフォール。村下の初優勝が決定した。

女子決勝、小武芽生がタイムアウトぎりぎりまで粘り49+を獲得。ベテラン、キム・ジャイン、優勝候補筆頭のラウラ・ロゴラもこれに到達することができず、小武がついに初優勝を手にした。五輪内定選手のほとんどが欠場という状況で、千載一遇のチャンスを小武がものにする形となった。

男子

1 村下善乙  47+
2 吉田智音  45
3 小俣史温  42+
4 マックス・ベルトーヌ(FRA)  42+
5 セバスチャン・ハレンケ (GER) 42+
6 石津元崇  41+
7 田中修太  39
8 今泉結太  38+
  – – – –  
9 緒方良行  
13 百合草碧皇  
16 本間大晴  
28 樋口純裕  

女子

1 小武芽生 49+
2 ラウラ・ロゴラ(ITA) 45
3 マテア・ペッツィ(AUT) 42+
4 ロッサ・レカール(SLO) 41+
5 キム・ジャイン(KOR) 39+
6 アレクサンドラ・タコバ(BUL) 39+
7 小田菜摘  29+
8 フローラ・オブラッサー(AUT) 27+
     
21 高尾知那  
26 谷井菜月  
39 中村真緒  
44 美谷島ももか  

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