三宅島の岩場、地震の影響は少なめ

三宅島フリークライミングクラブのメンバーが三宅島の各岩場を周り、4月に起きた地震の影響を調べました。

【釜の尻ボルダー】
特に異常なし。問題なく登れます。

【立根ボルダー】
“パピロ” の後ろの崖が少し崩れたものの、ボルダーにはほとんど影響なし。荷物等はボルダーから少し離れた場所に置くようにしてください。

【冨賀浜】
手前の崖と奥の洞窟の一部が崩壊したものの、アプローチやクライミングエリアには問題なし。

 

【PO壁】

 

滝の周辺が大崩壊し、滝のすぐ左の “PO壁右エリア” の 5ルート(しまとう、V字クッキー、オスプレイ、三宅マントル、スダジイ探し) が消失しました。

また、”海苔弁” の下部、”積木くずし” の中間部の巨大な浮き石も崩壊しましたが、ルート自体は残っており、浮き石が多く砂っぽいですが、問題なく登れます。
“海苔弁” 関連のスタートは、新たに出現した岩塔に乗ってスタートとなります。

“スダジイ探し” の終了点が残っていたため、”海苔弁” から “スダジイ探し” の終了点へ派生するライン(“海苔弁探し”) を登ってみました。

“海苔弁” 関連と “積木くずし”、”火と汐” にはまだ浮き石が多いため、登る際には十分注意してください。今後浮石は掃除する予定です。

【黒潮壁】
手前で少し落石があったようですが、クライミングエリアには問題ありません。

その他の詳細は三宅島フリークライミングクライブの Webサイトを参照してください。

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