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レオ・ホールディングら、南極で新ルート開拓
2013年1月29日
イギリスのレオ・ホールディングら 5名からなる国際チームが、南極のクイーン・モード・ランドにある Ulvetanna(2931m) に 4本目となる新ルートを、北東リッジに開拓した。
ルート全長は 1700m、壁の部分だけでも 1000m を超える長いラインで、トータルのピッチ数は 35、グレードは E6 6b(5.12) A2 としている。
レオ以外のチームメンバーはイギリスからはアラステア・リー、ジェイソン・ピクルス、クリス・ラボンとアメリカのショーン・レアリー。
Ulvetanna はノルウェー語で「狼の牙」という意味の山で、1994年に西壁からノルウェーチームによって初登されている。その後、2006年にノルウェーチームが北壁から、フーバー兄弟らのドイツチームが 2009年に西稜から登っており、今回のレオのラインが 4本目となっている。