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ウィンタークライマーズミーティング(WCM)が、 御在所と東北で開催
1月31日から2月2日にかけ、第6回ウインタークライマーズミーティング(WCM)2015が、日本山岳協会、株式会社ゴールドウイン、パタゴニア日本支社の協賛により、三重県御在所岳で行なわれた。今回のメンバー29名のうち、約半数が初参加のクライマーだった。

御在所に詳しい世話役の今井健司さん
参加者のうち10名は20歳代
これまでWCMは、足尾、明神、米子不動で開催されていた。比較的マイナーエリアで既存ルートにとらわれすぎない自由なライン取りがなされていたが、メジャーな御在所でもそのスタイルで参加者は登攀を楽しんだ。
ベースとなった藤内小屋では、ヒマラヤK6から国内のマイナー岩場まで、さまざまなスライド写真が参加者により紹介された。
メインエリアの中俣へ向かう
この2日後の2月4日から6日にかけ東北の二口渓谷と黒伏山で東北WCMが開催。こちらは少人数ながら29才から64才まで、幅の広い年齢層のクライマーが参加した。
二口渓谷はテクニカルな氷。黒伏では日本的な冬壁を楽しめる。どちらもまだ開拓の余地のあるエリアで、参加者は今後の活動への意識を高めたようだ。
WCMは、クライマーのモチベーションを高め、国内アルパインクライミングを活性化させてくれている。今後も各地での開催が期待される。

唯一の女性参加者 恩田真砂美さん
東北WCMは、東根温泉をベースに
今回のウィンタークライマーズミーティング2015の詳細は、3月6日発売予定の『ROCK&SNOW 067』で紹介します。