藤井快が決勝進出!野口啓代は銀メダル  BWC第2戦アゼルバイジャン・バクー

 ボルダリングワールドカップ第2戦が、初の開催となるアゼルバイジャンの首都バクーで5月3日、4日に行われた。政情に若干の不安ありということで、何名かのユース選手が参加を辞退、日本人は男女とも4名の参加となった。

 男子で何といっても特筆すべきは藤井快(こころ)の決勝進出といえよう。これまでにボルダリングワールドカップでファイナリストになったのは、岡野寛、松島暁人、茂垣敬太、堀創、清水淳、杉本怜だけである。山内誠、高田知尭のユース組も10位、12位と健闘した。
野口は予選、セミと終始上位につけ、最終的には4完登5トライ。4完登4トライのアンナ・シュテールに続き2位となった。初戦=銅、第2戦=銀と来ているので、第3戦グリンデルワルトは「金」となることを期待したい。(北山)

■男子
1 ドミトリ・シャラフトディノフ RUS
2 ヤン・ホイヤー GER
3 ラスタン・ゲルマノフ RUS
……
6 藤井 快
10 山内 誠
12 高田知尭 
28 堀 創

■女子
1 アンナ・シュテール AUT
2 野口啓代
3 シャウナ・コクシー GBR
……
8 小田桃花
23 細野かおり
25 松島由希

念願の決勝進出を果たした藤井快

念願の決勝進出を果たした藤井快

 

今回はスリムなチームジャパン

今回はスリムなチームジャパン

 

好調を維持している野口啓代

好調を維持している野口啓代

写真=千葉和浩

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