アンディ・カークパトリック、南極のウルヴェタナに新ルート

イギリスのビッグウォールクライマー、アンディ・カークパトリックとノルウェーの数名からなるチームが、南極のウルヴェタナ(2931m) の南面に新ルートを開拓した。ウルヴェタナにはこれまで 5隊が登頂に成功しているが、いずれも北面からの登頂で、南面からの登頂は今回が初めて。

遠征チームは最初、Holstinnd の西壁に Zardoz(A4) という 10ピッチの新ラインを10日間をかけて開拓してから、メインのウルヴェタナに取り付いている。

南面はこれまでに 3チームがトライしているが、いずれも山頂までは到達していない。南面からのルートは 300m の比較的硬い下部岩壁と、岩の脆い雪混じりのテクニカルなミックス帯の上部から構成されており、今回はカプセルスタイルでフィックスロープとボルトを使って登っている。

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