ボルダリング・ワールドカップの第7戦、コロラド・ベイル大会

6月7日、8日に、アメリカのコロラド・ベイルで行われていたボルダリング・ワールドカップの第7戦。女子は前戦ですでに今シーズンの総合優勝を決めていた、オーストリアのアンナ・シュテールが今期6回目の優勝を決めた。男子はロシアのドミトリー・シャラフニトフが優勝し、総合ランキングの首位を守った。

日本人選手で唯一決勝に残った野口啓代は今回も2位だった。前回のカナダ大会に続き、調子は悪くないものの、今期はトップのアンナが強すぎ、2位に抑えこまれる形になっている。3位は地元アメリカのアレックス・プッチョ。総合ランキング2位は野口でほぼ確定だが、3位はアレックス・プッチョとイギリスのショウナ・コクシー(今大会4位)が争う形となっている。

男子は2位にラスタン・ゲルマノフが入り、ロシアペアでワンツーフィニッシュとなった。3位はオランダのヨルグ・バーホーベン。

他の日本人選手は、女子が10位に尾上彩、13位に小田桃花、31位に安田あとり、男子は堀創が15位、杉本玲が17位、杉田雅俊が18位、小澤信太が20位、茂垣敬太が23位、清水淳が29位だった。尾上は出場大会では確実に準決勝に残るようになっており、成長が著しい。

 

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