- アルパイン
WCM 2013 上高地で開催中
2013年2月9日
今年で第5回となるWCM(ウィンター・クライマーズ・ミーティング)が、2月9日より上高地の日本山岳会上高地山岳研究所をベースにして始まった。
アルパインクライミングを志向するクライマーが全国から集まり、共に登り、語り合い、情報を交換しながらクライマー同士のネットワークを広げてゆくというこのイベントは、6年前に上高地・明神でスタート。以後、米子不動、足尾松木沢と会場を移しながら、ふたたび上高地に戻ってきたことになる。
2月9日朝3時に沢渡駐車場に集合した33人の参加者は、それぞれ3人ずつ11のパーティに分かれ、明神岳2263m峰の東壁、南壁、西壁、さらに霞沢岳、六百山の岩場へと向かって行った。
今日の上高地は快晴に恵まれ、おだやかな天候のもと、各岩場で充実したクライミングが展開されている。夜は参加メンバーによるスライドショーを予定。ヒマラヤやパタゴニアで繰り広げられた2012年度の記録が、クライマーたちの生の声で語られることになる。
明日10日も早朝から各パーティに分かれてクライミング、夜はミーティングという計画で、最終日の11日はスライドショーとディスカッションで締めくくられる予定だ。